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フランス人の生活に欠かせないリネンが特別な理由

フランス人の生活に欠かせないリネンが特別な理由

 

こんにちは

 

海外のライフスタイルを輸入する貿易商

白塚愛子です

 

〜〜♡〜〜

 

何度もお伝えしている通り

 

フランス人に限らず

ヨーロッパ人全般にも言えることですが

 

フラックス(亜麻)が原料のリネンは

キッチンや食卓、寝室など

彼らのライフスタイルに

欠かせないファブリックです。

 

 

しかし

 

 

生産方法は決して容易ではありません。

 

 

なぜかと言いますと・・・

 

 

上質である必要があるからです。

 

 

なぜ上質にこだわるの?

 

 

何十年も使い続けるので

とにかく

丈夫でなくてはいけないからです。

 

 

そう、

 

 

伝統を重んじるヨーロッパ人は

とりあえず・・・で

物を買いません。

 

 

キッチンクロスや

テーブルクロスも

孫の代まで

継承出来る品質であることにこだわります。

 

 

よって

 

 

日本国内に多く出回っている

中国で織られる安価のリネンは

原料の品質が低いのと、

混合物が多い為、

さほど長持ちしないのです。

 

 

先月のフランス出張の際

SANELINがどれだけ原料である

フラックス(亜麻)のクオリティに

こだわっているかを学びました。

 

 

そう、

 

とにかく始めの原料選びが

肝心なのだそう。

 

 

 

 

コレがフラックス(亜麻)

 

 

リネンファブリックの原料です。

 

 

同じ畑では

6〜7年に1度しか栽培することが出来ません。

 

 

1度の栽培で

土の栄養を目一杯吸い取ってしまうので

フラックスを収穫した後の土は

スカスカだからだそう。

 

 

よって

その後6〜7年間は

ジャガイモなどの穀物を栽培して

土に栄養を蓄えます。

 

 

なので

ヨーロッパ内数カ所の畑で

それぞれ異なる時期に順番に栽培します。

 

 

しかし

全ての畑で

同じ品質のフラックスが

育つわけではありません。

 

 

よって、

SANELINは毎度

その年に栽培された

全てのフラックスのサンプルを買い付け

じっくりと品定めをし

SANELIN製品に適したフラックスを選別します。

 

 

選別作業をする倉庫

 

 

 

それぞれ異なる産地ごとに

青いプラスチックケースで分けてます。

 

スゴイ数ですよね!

 

 

床に落ちてる山は

品質テスト不合格分。笑

 

 

しかし

捨てることは決してしません。

 

 

なんとコレ・・・

 

 

アメリカに輸出され

ドル紙幣になるそうです!!!

 

 

後は

TOYOTAやメルセデスベンツの

車のドアの基盤になるのだそう! ⬇︎

 

驚きですね。

 

 

ヨーロピアンフラックス

(ヨーロッパ産純正亜麻)

がエコだと言われる理由はココです。

 

 

廃棄物が出ないのです。

 

 

フラックスの

種、根、茎、葉、

何一つ捨てないのです。

 

 

最高級の繊維だけを取り除いた後の

籾殻ですら植物の肥料になります。

 

 

その他

動物の餌になったり

亜麻仁油になったり

石鹸やキャンドルにもなります。

 

 

 

フラックスシードと呼ばれる

オメガ3のスーパーフードは

日本でも有名ですよね。

 

 

 

 

ヨーグルトなどにかけて食べるそうです。

 

 

長くなってきたので

今日はココまで。

 

 

これから

伊勢丹で開催されている

France Weekを覗きに行ってきます♪

 

 

友人が出店してるので♡

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。

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