こんにちは
海外のライフスタイルを輸入する輸入商
白塚愛子です
〜〜♡〜〜
世の中
確定申告真っ盛りでございます。
私ももれなく紛争中♪
先日
送られてきた医療費明細書の書類を手にし
改めて
日本の医療保険制度って
ステキだなぁと感心しております。
今日は私がなぜこんなに
日本の医療制度を尊敬しているのかについて
書いてみようと思います。
アメリカで暮らした頃
気候の良い季節になりますと
必ずあちらこちらで見かける
微笑ましい風物詩がありました。
まだ小学校にも上がらない
小さな子供達が
家の前でレモネードを売っているのです。
コップ一杯5セントほどだったでしょうか。笑
最初はただのお店屋さんゴッコだと思ってたのですが
しばらくして
それらは全て
チャリティー活動であることを学びました。
売上金は全て寄付するのだそう。
こんな幼い頃から
チャリティー精神が根付いているなんて!!!
感心せずにはいられません!
アメリカでは
チャリティー活動はとても大切な教養です。
教育熱心な家庭ほど
親は自ら様々なチャリティーに積極的に参加し
子供にその様を見せて育てます。
私なんて、
両親がチャリティー活動に参加する間
子供達のベイビーシッターとして
雇われることが多々ありました。
そんな素敵なチャリティー精神に感動し
「なんて立派な文化なのでしょう!」
「日本人も見習うべきね!」
と誉めたたえると
「そうでもないのよ。」
と、彼らの反応はとても意外なものでした。
「私は日本のシステムの方が良いと思うわよ」
とも言うのです。
「システム???」
アメリカ人に言わせますと
日本人はチャリティー活動をしないのではなく
する必要がないのだろう
と言うのです。
アメリカ人は
生涯のライフワークとして
チャリティーをしなくてはならないのだそう。
なぜだと思いますか?
それは医療制度の問題です。
日本は国民健康保険と言う形で
病気になっても国が守ってくれます。
アメリカにはそれがありません。
全て自由診療のようなもの。
なので自分の身は自分で守らねばならないのです。
ただでさえアメリカは
食べ物に混合された
添加物の量や品種が恐ろしく日本の比でない為
病気になる確率も日本より高く
60歳を超えた頃から
誰かしらなんらかの持病を抱えます。
なので
日頃からチャリティーに参加するということは
自分や家族にもしものことがあった時
周囲から助けてもらう為の保険のようなものなのだとか。
まだ二十歳そこそこだった私は
この事実にとても驚きました。
成人したての頃って
税金や保険を義務付けられることに
とても抵抗がある年頃だと思うのです。
でも
アメリカのこの悲しい現状を知ってから
私は医療保険を支払うことの大切さだけは
身にしみて感じております。
先日も
送られてきた医療費明細書に記載された
実際の治療費と
私が支払った金額の違いに驚くと同時に
この豊かな国の国民として生まれ
その恩恵を受けていることを
心から神様に感謝しました。
では
久しぶりに焼いたレモンマフィンをつまみながら
引き続き確定申告頑張ります!
今日も読んでいただきありがとうございます。