こんばんは
海外のライフスタイルを輸入する貿易商
白塚愛子です
〜〜♡〜〜
今日は
イタリア大使公邸にて開催されました
大使夫人のおもてなし会
にお招き頂き
大変貴重な体験をさせて頂きました。
本当に学びの多い素敵な時間でした。
よって
ブログに書きたいことが
山ほどあります!
おもてなし会は
3部構成でしたので
私のブログも
3回に分けて書くことにしました。笑
1部:大使夫人のインテリアのこだわり
2部:お茶会の様子
3部:一般公開されていない公邸内の日本庭園
しばしお付き合い下さいませ♪
ではさっそく・・・
1部:
大使夫人のご自宅インテリアへのこだわり
昨年、
イタリア大使夫人として
日本にこられたマチルダ夫人は
なんと元お医者様!
しかし
大のインテリア好きだそうでして
「私の本業はドクターだけど
心の本業はインテリアデザイナーなの♡」
とおっしゃってました。笑
最初に東京の大使館に到着された時
これほど大きな公邸内が
あまりにも殺風景で
寂しい印象だったことに驚かれたそうです。
なぜなら
おもてなしをする上で
夫人が一番大切にしていることは
お招きしたお客様が
一歩足を踏み入れた瞬間に
「暖かく歓迎されていると感じてくれること」
だからだそう。
すぐにコレはなんとかせねば!と
公邸内の模様替えに着手したのだとか。
まずは、
館内あちこちに点在していたソファーを
色ごとにまとめて・・・
アイボリーのソファーには
過去に駐在されてた
インドや中国などで購入された
アクアブルーのクッションをコーディネート
クッションを
まるで絵画のように
上手に活用されてます。
同じお部屋の反対側には・・・
イタリア人デザイナーの
真っ赤なチェアを
日の丸モチーフの椅子と合わせて。
そして
白とブルーでコーディネートされた
ソファーの一角と
真っ赤なチェアーの一角が
チグハグにならないように
ソファーの傍に
真っ赤なオブジェを置いて
バランスを取ってるそう。↓
↑
このあたり、
さすがイタリア人!!!!!
日本人のセンスだと
白とブルーのコーディネートに
赤をさそうとは
トリコロールを意識しない限り
なかなか思いつきません。
でも、
このお部屋は決して
トリコロールにはなってないのです。
なぜなら、
クッションなどが
アジアンテイストだから。
↓この暖炉のコーナーは
壁が3Dで立体的だった為
ソファーは
シンプルでツルッとした表面のものを選ばれたそう。
素敵すぎますね!
そして
クッションはこんな感じ♪
同じ柄をココまで思い切って
ズラッと並べるのも
とても斬新で潔いセンスですよね!
こちらの窓辺は何が素敵って
窓からの眺めです。
木の上から覗いてる
東京タワーの先っぽが見えますか?
このお部屋の主役は
窓からの眺めだと感じたので
家具は絶景を邪魔しないようにと・・・
なんと!
透明のアクリル家具を選ばれたそう!
もうカッコ良すぎます!!!
そして
インテリアオブジェを選ぶにあたり・・・
大切なのは
思い切って大きなものを選ぶことだそう。
これは決して家が大きいからではなく
大きくてインパクトがあるものの方が
空間を演出しやすいからだそう。
実際
ローマの住宅事情は決して広くなく
大使ご夫妻のローマのご自宅も
2ベッドルームのアパートメントなのだそう。
それでも
下の巨大な絵画は
(写真だと大きさわかりにくいですが・・・)
NYに駐在中に一目惚れして
こんな巨大な絵を飾れるような壁がない・・・
と思いながらローマに持ち帰り
無理やり飾ったそうですよ。笑
日本人は
あまり壁や空間を飾ることをしませんね。
でも、
家具とオブジェを上手に組み合わせると
お部屋は見違えるほど垢抜けます。
そして最後のポイントは
古いものと
新しいものとの融合を楽しむ
・・・です。
18世紀のキャビネットに
現代アートの花瓶をコーディネート
こうして
最初はただのHouse(家屋)
だった公邸を
温かみのあるHome(自宅)
へと開拓していったそうです。
本当にどこを切り取っても
暮らす人の素敵なお人柄が
しっかり感じられるお宅でした。
マチルダ夫人曰く・・・
家の中は
そこに住む人の
人柄や人生そのものなのだとか。
私のコンセプトも全く同じなのです!
日本人は
素敵なインテリアは
余力のある人がやることとか
子供がいると無理とか
家が狭いからとか
・・・
そうではなくて
住む人自身の性格・価値観なのです。
今日はココまで。
今日も読んでいただきありがとうございます。