こんにちは
海外のライフスタイルを輸入する貿易商
白塚愛子です
〜〜♡〜〜
今日は
アメリカと日本の小学校について
少しだけ書こうと思います。
先日、
友達数人と食事をしてた時のこと
買った服を
自分でサイズ変更する話をしてたんです。
すると一人から聞かれました。
「え、、、ミシン使えるの！？」と。
「少しわね、学校で習ったレベルよ。」
と答える私。
とても驚く友人達。
彼女達はアメリカ人とカナダ人。
そんな彼女達が育った学校では
家庭科といった授業はありません。
よって
我々日本人が出来て当たり前のことが
全く出来ないことが多々あります。
お料理、
お裁縫、
掃除、
洗濯、
などなど
人が生きていく上で
必要最低限とされるスキルは
親が家庭でキチンと教えない限り
学ぶ機会に恵まれないのです。
もちろん日本でも
お裁縫が苦手とおっしゃる方は
多々いらっしゃいますよね、
しかし
苦手か否かすら分からないレベル。
例えば大人になっても・・・
針に糸を通したことすらない、
ほうきで床を履いたことがない、
雑巾の絞り方が分からない、
野菜の千切りなんて絶対出来ない、
洋服の洗濯タグの見方が分からない、
日本人には考えられないことですが
こういった動作を
イメージすることすら出来ない
と言う人は本当に多いのです。
よって
欧米では、生まれてこのかた
ミシンに触れたことすらない子なんて
そこら中にいます。笑
私が若い頃から
日本人はやたら自国の教育制度を批判し
アメリカの教育を真似ようとします。
しかし
アメリカ人や、
アメリカで暮らしたことのある人は
日本の教育を尊敬します。
なんて素晴らしい税金の使い方なの！
ってね。
最近
日本でも子供が苦手なことは
それ以上やらせず
得意なことだけ伸ばしてあげよう！
と言う風潮が広がっているのだとか。
でもチョット考えて下さい。
そう言っているのは
いわゆる
「最低限」の基礎知識を備えてることを
大前提とした上でではないですか？
私がアメリカの大学で出会った
仲良しのアメリカ人で
とても文学にたけた子がいました。
文章を書くこと
絵を描くこと
歌を歌うことには
芸術的なセンスを持ち合わせ
常に成績もトップでした。
しかし
彼女の数学レベルは
日本の小学1年生以下。
子供の頃、
数字がキライだった為
学校で算数は一切強要されなかったそうです。
アメリカらしい教育方針ですね。
ただひたすら
大好きな妄想をし、
物語を書き、
絵を描いて育った彼女
そんな彼女は大学生になり
金曜日の夜
友人とピザを注文した時に
一人当たりの金額を計算することも
出来ませんでした。
そうです、
18ドルのピザを
3人で注文したのですが
一人当たり出す金額が
6ドルであることが
彼女には本当に分からなかったのです。
割り算はもちろん
足し算・引き算も出来ません。
携帯電話についてる
計算機を使えば良いのでは？
と思われますか？
計算式の理論すら分かっていないので
計算機も使えないのです。
要するに
ピザを注文した時も
割り算、掛け算、足し算、引き算の
何を使えば
一人当たりの金額を見出せるのかすら
理解出来ないレベルなのです。
しかし彼女は
文学に関しては天才でした。
その時私は思ったのです。
アメリカの教育って
恐ろしいなと。
なぜなら
彼女はアメリカから出ることが出来ません。
そうです、
怖くて海外旅行に行けないと言うのです。
要するに
世界で通用しないのです。
こんな感じの生徒が
アメリカの大学には沢山いました。
世界は本当に面白いですね。
子供のうちに強制的にでも
様々なことを教え込み
大人になっても困らない程度の
スキルを一通り与えてくれる日本の教育
一方
先生が教えやすいように
学校では
子供が興味のあること、
好きなことだけやれば良し、
でも、大人になってからどう困ろうと
それは親の責任と
自己責任だよと言うアメリカの教育
私は日本の義務教育を受けることが出来て
本当に良かったと思います。
関係ないけど・・・
お寿司は金目鯛が一番好きです♡
今日も読んでいただきありがとうございます。
