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アメリカかぶれはヨーロッパでも要注意?

アメリカかぶれはヨーロッパでも要注意?

 

こんばんは

 

海外のライフスタイルを輸入する貿易商

白塚愛子です

 

〜〜♡〜〜

 

先日、

 

私の友人宅で雑誌の取材がありまして・・・

訳あって潜伏してた私。

 

 

 

 

友人が時間をかけて

コツコツと

遥か遠い異国の地より集めた

18世紀アンティークの銀食器を眺めながら

 

 

やはり

アメリカと違って

ヨーロッパの文化って

繊細で美しいなぁと思ったので

 

 

今日は私が実際に気づいた

アメリカとヨーロッパの

テーブルマナーに関する文化の違いです。

 

 

子供の頃から

両親は常に我々子供達を将来

海外に送り出すことを企んでおりました。

 

 

よって

 

 

幼稚園児の頃から

夕食がハンバーグの時は

ナイフとフォークで・・・

 

だった我が家。

 

 

母はフォークとナイフの使い方に

とても厳しく

 

 

フォークの背に

ご飯をペタペタ押し付けてはいけません。

正式なマナーではないから。

 

 

スパゲティーは

フォークだけで召し上がれ。

 

イタリア人はスプーンの上で

麺をクルクル丸めたりしません。

 

 

そして

 

スープを飲む時は

左手はお膝の上に!

 

 

お皿は

ボウルでも決して両手で持ち上げない!

 

 

などなど・・・笑

 

 

他にも

 

 

カトラリーの順番や

パンの食べ方など

食事中も事細かく指導された記憶が

鮮明に残っておりまして・・・

 

 

全て

いつどこの国に行っても

恥ずかしい思いをしない為

という訓練の日々でした。笑

 

 

お陰様で、

時は過ぎ・・・

 

 

いざ、アメリカで

素敵なお家に暮らす

ホストファミリーのもと

毎日ナイフとフォークで食事することに。

 

 

 

ところが!

 

 

 

驚いたことに

私が食事する姿に

ホストファミリーが関心するのです。

 

 

何て美しいマナーなの!

と。笑

 

 

実は

 

私も気づいてました。

 

 

なぁんだ、

想像してたほど

かしこまる必要ないのね。。。

とね。笑

 

 

スパゲッティーも

確かにスプーンは使いませんが

最初に全て切り刻んで

ナイフはテーブルに置き

フォークだけで食べます。笑

 

 

正直コレは衝撃でした。

 

 

日本だと

1歳児に母親が施す処置でしたので。

 

 

大学のカフェテラスでは

クラスメートが

ワンプレートにもった

サラダ・ライス・メインディッシュを

最初に全て切り刻み、

さらには

石焼ビビンバのようにゴチャ混ぜにし

 

ナイフをテーブルに置いて

フォークだけで食べるのです。

 

 

驚く私に、

お腹に入ればどうせ全部混ざるでしょ?

とサラッと言ってのけます。笑

 

 

さすが合理主義の国

 

 

当時の私は

まだ

アメリカ=世界

と思い込んでいたので

 

自分が今まで叩き込まれてきた

欧米マナーは

もはや全て時代遅れなのだとさえ

思いました。

 

 

そして

アメリカ人の食べ方を真似たほどです。

 

 

郷には郷に従えってことで・・・

 

 

 

しかし!

 

 

 

アメリカでの生活を終え

ヨーロッパの社会に入り込んだ私は

そこでまたしても驚くのです。

 

 

ヨーロッパ人は全て

母が教えた通りの方法で食事をするのです。

 

 

ある日

5カ国籍くらいの人種が

テーブルを囲んで食事をしてました。

 

 

アメリカ人の同僚が

例のごとく

お皿に乗った食べ物を全て切り刻み

フォークだけで食べ始めると

 

他のヨーロッパ人が

とても冷ややかな眼差しを向けました。

 

 

もちろん

自信満々なアメリカ人

そんなことではひるみません!笑

 

 

「味は変わらないわよ!」

と主張します。

 

 

すると

 

 

フィンランドの子が

「私は母から

”いつもナイフを使って食べなさい”

と躾けられたわ」と言います。

 

 

デンマークの子も

「私もそうよ!」と言います。

 

 

そして・・・

 

 

ドイツの子が止めを刺します。

 

「食の文化や歴史のない国の人ってお気の毒ね」

 

 

厳しい〜!!!!笑

 

 

品格や伝統、

そして

食事にも美を追求する日本の文化は

比較的ヨーロッパの方が近いのだと

その頃から気づき始めたのです。

 

 

今日はココまで

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。

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